2.元カノ・今カノ||バイブレーション求めて感じて愛し合って

vibe2私の元カノであり初体験の相手、野沢ユウ。
短大の同級生に誘われて出かけたクラブで私はユウに出会った。
小柄で茶髪のショートヘアが似合うキュートな女の子で20歳になったばかりなのに酒豪だった。

自分の本心を口に出せない私とは正反対の活発な性格にひどく魅力を感じた。

「買っちゃおうかな」

気がつくとパソコン画面の「トゥルーユニオン・ディルド・ブルー」をショッピングカートに入れていた。

今カノの希美ちゃんの顔ではなくユウの顔を思い出して欲情するなんて……)

罪悪感が胸の中にこみ上げる。
私はそれを忘れようと缶酎ハイを一気に飲み干した。

一週間後。
数日前に届いたバイブを私は希美ちゃんにお披露目した。

「希美ちゃん。実はねコレを買ってみたんだけど。気持良さそうだなって思ったの」

チーズケーキと紅茶のティータイムが終る頃、私はおずおずと話を切り出した。

「マイコさんコレってバイブですか?」

「そうよ。女性用らしいの」

「ふぅ~ん。初めて見ました。不思議な感触ですね」

「ええ、私も実物を見るのは初めてなの。ネットで偶然見て衝動買いしちゃった」

慌てて言い訳をしたものの私はバイブを見るのは初めてでは無かった。
昔、ユウに小さなローターで乳首やクリ●リスを責められるのが好きだった。

けれどもここまで本格的なバイブを使った経験は無い。

「マイコさん、この箱を開けてもイイですか?」

「もちろんよ。だって希美ちゃんと使いたくて買ったんだもの」

「えへっ、嬉しい!」

希美ちゃんは私に抱きつきながらパッケージを開封する。

「トゥルーユニオン・ディルド・ブルーって言う商品名なんだ。キレイな響きですね」

「そうでしょう?鮮やかなブルーで」

「マイコさんはブルー好きだし」

希美ちゃんはバイブをあらゆる角度から観察している。
私は半信半疑で希美ちゃんに問いかける。

「どう?希美ちゃん。良かったら後で試してみない?」

「えー」

希美ちゃんが口を尖らせる。

「いいですよぉー。でも優しくして下さいよぉーマイコさん」

希美ちゃんはバイブを撫でながら私の掌に乗せてくる。

「可愛いバイブちゃんですねぇ。名前をつけなくちゃー。ふふふ、私とマイコさんのペットにしましょうよ」

「そうね。名前は何がイイかな」

「ブルちゃんは?」

「どうしてブルちゃんなの?」

「だって色がブルーだしバイブってぶるぶる震えるんですよね」

「アハハハハ。なんだかブルドックみたいよ」

私は大げさに笑いながらもバイブが動くのを想像して下腹部がジンワリ熱くなった。

18.雨も降る

静まり始めた世界の中で、
あえかな悲鳴だけが命の灯火を示す。

燃え上がる激情のような、
命の熾火を掻き立てる行為。

それは、けれどどうあっても次の生へ繋がらない。

彼女らの行為にはなんの命も宿らない。

それでも、知っていてもなお、
止められないことが世の中にはある。
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陵辱の夜 22

たっぷり三十分近くかけて、雛子を失禁寸前まで追い込んでから、美耶はやっとそこから指を抜き取った。
垂らしたローションは花びらの外側にも内側にも満遍なく塗りこまれており、いまや雛子のそこは流水に落ちた椿の風情を漂わせていた。

もはや膝を立てる力もないのか、雛子は脚を大きく広げたままぼんやりと宙を見りる。
頬にはまだ涙の流れた跡が光り、だらしなく弛緩しきった体は時折思い出したように痙攣した。

哀れにも思える惨状に、けれど美耶はにっこりと笑う。
「もうとろっとろだもんね。そろそろ入れてもいいよね」
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落花の堕落 20

捧げ持ったバイブに怯えた雛子の膝小僧にキスをして、脚を開かせる。

そういえば録音した音声の中に、こういったものを使っているようなやりとりや気配はなかったから、普段は使わないのだろう。
もしかしたら、使ったことすらないのかもしれない。

(雛子さんの、おもちゃバージンってわけ)

そしてその点においては、美耶のほうが先駆者であるということだ。
なにしろ、愛機でほとんど毎晩自分を慰めているのだから。

紙袋をひっくり返すと、パッケージを開けて一度洗ってあるバイブ数本と、ローターやコンドーム、ローションが落ちる。
その中から赤い花柄のローターを取り上げて、美耶はうっそりと笑った。

「ごめん雛子さん、脱がせるって言ったけど」

「?」

「撤回するわ。まずは、この上からね」

「ん、アァッ!」

ショーツ越しに割れ目に押し当てたローターのスイッチを入れる。
振動を始めたそれで、ゆっくりと割れ目をなぞると、雛子は唇を噛んで腿を震わせた。

「んっんっ、んぁっ」

「気持ちいい? 雛子さん」

「ぁ、……ぁう……」

「うん、気持ちよさそうね。よかった」

ちょうど蜜壷の真上から押し付けると、ショーツにじゅわりと蜜が染みる。
そのまま上に滑らせて肉芽を押し潰せば彼女の喉から引き絞るような嬌声が漏れた。

「ンアァッ」

「ここ、やっぱ弱いよね。女の子はみんなそうなのかな」

「やあ、みや、みやちゃ、っ」

「んー?」

「あ、あ、あっ! やめっ」

「だァめ。こうして、ぐりぐりするの気持ちいいんでしょ?」

痛くない程度に押し付けて、しこった肉芽をこりこりと擦り上げる。
そのたびに雛子は声を上げ、全身を細かに痙攣させた。

そこをそうされるのは苦痛と快感が紙一重で、そしてその快感自体、恐ろしいほどのものだということを美耶は知っている。
女性なら、ほとんどの人間がそこから齎される快感に抗えないということも。

「雛子さん、このままいける?」

「いや、いや、みやちゃんっ」

「いけるよね。ほら」

「やあ、やああっ!」

ぐっとおしつけられたまま振動を最大まで上げられて、痩躯が暴れる。
それを体重をかけて押さえつけ、美耶は夢中で雛子の秘部を責め立てた。

「あっあっ、ぁん、ぅう……ンンーーッ!!」

「っ!」

がたがたと雛子の体が揺れる。
娘の手によって齎された絶頂を、雛子はただ涙を流して享受するだけだった。

ローターを放り投げ、そっとショーツを脱がせる。
濡れてぴっちりと張り付いた布は、そこから剥がされると透明な蜜の糸を引いた。

「すごい……」

サーモンピンクの肉は花びら状にめくれて、奥まった場所は一層朱く色付いている。
ひくひくと痙攣する花びらはたっぷりと蜜を抱いて、奥を犯して欲しいと懇願してくる。

どうにも卑猥な姿に、美耶は己の花びらにとろりとした蜜が伝うのを感じた。

 

友達以上には思えない 13

結果から言うと、美耶と一哉は一度付き合い、やがて別れた。
なんとなく居心地がよくて付き合うことにOKしたのだが、結局一哉への感情が友情から変化することはなかったのである。

そしてなにより重大だったのが、美耶がどうしても一哉に自分を触れさせることを許可出来なかったという事実だった。

手を繋ぐくらいならなんとか出来た。
けれどそれ以上がどうしても無理だった。

それが当たり前の本能であるかのように、美耶は一哉からのキスを拒絶してしまった。

一度くらいなら照れたという理由で納得できるが、それが何度も繰り返されると、やがて一哉が諦めた。
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