伝説のペニバン鞭

凄まじい光景を目にした事があります。
それはとあるハプニングバーにて“ソフトSMを愉しもう”というイベントが行われていた時の事です。そこは日替わりで何かしらのイベントを行っているヘテロセクシュアル向けノーマル基本のバーでした。
平穏たる(?)ハプバーで催されるSMパーティーですから、あっても低温蝋燭くらい。みんな手錠や口枷・ソフトなバラ鞭でのイタタ体験を和気あいあいと楽しんでいました。
しかしその均衡が崩れます、黒一色を身にまとった美女とスーツをばっちり着こなし仕事ができそうなミドルエイジが店内に入ってきたのです。二人がフロアに現れた姿にみな唖然。女性は本革ボンテージ・レースアップブーツと網タイツ・真っすぐに伸びた黒髪、ノアールの女王になっておられます。ミドルエイジはと言うと白ブリーフ一丁でリードに繋がれ四つん這。本能のまま堕落した人間たちのソドムに女王と従順なる大型犬現れたのです!
唯一深紅に澱むは唇と、高級そうなペ二バンハーネス、そこから突き出た巨大ディルド。
「なにあの人?」「MVの撮影?」と騒めく大衆を一瞥し、店員に「鉄の鞭はありますか?」と聞いたんです。
「ご…ございません」震える店員、「そうですか」と微笑むと徐にペ二バンハーネスを外す女王様。次の瞬間、なんと真っ赤なペ二バンハーネスでミドルエイジを鞭打ちし始めたのです。
「ちょっと!ペ二バンハーネスは用法容量を守って正しくお使い下さい!」なんてツッコミ入れられる訳なく、か弱き大衆の一部と化して、鞭打ちされ歓喜に喘ぐミドルエイジの真っ赤な背中を見つめる事しかできませんでした。金属のボタンやバックルが、鞭のそれより絶対痛そうでした。
あんな使い方あるなんて拡散してはいけないのですよね。しかし心の内に閉まっておくにはヘビーだったので吐露してしまいました。その後気づいたら二人はフロアから消えていて、あれは幻だったのでしょうか。
(めめこ)

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