絶対服従の相手をいたぶる快感

ペニス拘束・ペニス責めは、男性が女性に対して全面服従する意思表示として、行うことが多いようです。
すべてを女性にゆだねて、男性は一方的に責めを受けるわけです。
といっても、もちろんプレイの中だけというのが普通ですが、中には日常生活でも男性が女性に全面服従しているケースもあるようです。

もともと、SMの世界には女王様という絶対権力者が君臨していて、男性をいたぶるというシチュエーションで成り立っています。
つまり、支配する者と支配される者の世界なのですが、この中で男性は支配される悦びに打ち震えます。
SMの中には、男性が女性を縛って自由を奪うプレイもありますが、どちらにしても、支配する者とされる者のパターンは変わりません。

では、この原型はどこにあるのでしょうか。
調べてみると、このSMの原型は戦争における「捕虜」にあることがわかってきました。
戦場で捉えられた捕虜は、絶対服従しなければ命すら危ないのです。
捕虜は何をされても耐えるしかなく、ひたすら命乞いするのみです。
ここで、人間は絶対服従の相手をいたぶる快感を知ったわけです。

服従しなければ命がない状況に陥ると、人間はすべての尊厳を失います。
というより、尊厳が残っていては命が危ないのです。

命が助かりたいために、すべてのものを投げ打った姿に究極の美を見出したのが、SMといってもいいでしょう。
すべてを投げ出した方も投げ出させた側も、痺れるような快感を得られるのです。
そして、SMの中でもペニスや睾丸への責めは、人間としての尊厳だけでなく、男性としての尊厳も奪う行為です。
かつては捕虜に対してもペニスを損壊する行為があったようですから、やはりペニス責めもそこから来ているのでしょう。

SMは人間が快楽を求める究極の行為ですが、その原型が戦争という究極の状況にあるというのは、ちょっと興味深い気がします。

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