迷宮入りする恋愛相談

恋愛相談をよく受けるのですが、私は恋愛相談を誰かにする事はしません。理由は相談する内容を直接相手にぶつける(と、書くとエモーショナルな情事にもつれるのかと語弊がありそうですが、単純にぶつけるだけです笑)からです。恋愛観は人それぞれですが、好きも嫌いも苛々も何もかも相手に伝えない事には何も始まらないと思うんです。相手にまず伝えないと!と相談者に言うと「だって、言っても聞いてくれない」「そんな事言ったらもっと嫌われるかも」という答えが高確率でかえってくるのですが、ではそのままで終わりじゃないですか?!「別れる!!」と言われたって自分がどれだけ愛しているのか、どうして別れたくないのかあなたが必要なのかを言わない限りは、別れを突き付けられた側は「もしかしたらあの人が戻ってきてくれるかも」という一筋の希望を待つだけになってしまう訳です。私はそれに耐えられないから単純に、こんなに好きなのよ?とぶつけるだけなのですが。

「頑張って気持を伝えたのに振られたら恥ずかしい、怖い」と言う人も多くて、その気持ちも分かります。だからこそ無害な第三者になら相手に直接表現できない、情熱的な自身や恥ずかしい自身を曝け出せるのですが、それって結局相手から自分を守っているだけで、とっても狡猾な事だと思うんです。まだ、あなたは相手より自分の事の方が大切なんだねって相談を受けながら思ってしまう、そして時にそれを相談相手に言って傷つけてしまったり(ごめんなさい)。

荒ぶる感情が自己の壁の中でのたうち周っている恋愛難民の皆さんへ、フィリップガレルという映画監督の映画をお薦めします。フランスの映画監督なのですが、フランス映画というと激情まみれの甘ったるい映画を想像する方も多いでしょうが、ガレルの映画はモノクロタッチの静かなトーンでしかし恋愛における苦悶と表出と虚しさのバランスがとても良く、観ていて勉強になりますよ。(めめこ)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP