秘密の花園 (10)|ようこそ

hanazono10ショーツ越しに、瑠璃の指が
ひよりの柔らかい肉を撫でる。

少し押されるだけで、
じゅわりと蜜が滲み出すのが自分でも分かった。

瑠璃は放り出されていたおもちゃ
再び手に取ると、それをひよりの内腿に這わせた。

「っふ、ん、んぅ」

くすぐったいのに、期待が腰を重くする。

それを、脚の間にある敏感な芽に押し当てられたら。

背中から回したほうの手で胸を弄び、
もう片方の手でローターを操作する。

くすぐったいような痒いような、
快とも不快ともつかない感覚にひよりは吐息した。

焦らされているのだ。
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雛子さんの好きなこと 11

美耶がそれを目撃したのは、つい数週間前の初夏の晩だった。
瑛一郎と雛子が結婚して一ヶ月少しが経過したタイミングで、たぶん時期的に二人とも――おそらく美耶も――油断していたのだろう。

その日の夜半、ちょっとした寒気で美耶は目覚めた。窓辺では月明かりに照らされたカーテンが揺れていて、そういえば網戸にしていたのだと思い出す。部屋が二階にあるせいで風が入るのだけれど、初夏だとまだ時折、肌寒い夜があった。
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