陵辱の夜 22

たっぷり三十分近くかけて、雛子を失禁寸前まで追い込んでから、美耶はやっとそこから指を抜き取った。
垂らしたローションは花びらの外側にも内側にも満遍なく塗りこまれており、いまや雛子のそこは流水に落ちた椿の風情を漂わせていた。

もはや膝を立てる力もないのか、雛子は脚を大きく広げたままぼんやりと宙を見りる。
頬にはまだ涙の流れた跡が光り、だらしなく弛緩しきった体は時折思い出したように痙攣した。

哀れにも思える惨状に、けれど美耶はにっこりと笑う。
「もうとろっとろだもんね。そろそろ入れてもいいよね」
“陵辱の夜 22” の続きを読む

落花の堕落 20

捧げ持ったバイブに怯えた雛子の膝小僧にキスをして、脚を開かせる。

そういえば録音した音声の中に、こういったものを使っているようなやりとりや気配はなかったから、普段は使わないのだろう。
もしかしたら、使ったことすらないのかもしれない。

(雛子さんの、おもちゃバージンってわけ)

そしてその点においては、美耶のほうが先駆者であるということだ。
なにしろ、愛機でほとんど毎晩自分を慰めているのだから。

紙袋をひっくり返すと、パッケージを開けて一度洗ってあるバイブ数本と、ローターやコンドーム、ローションが落ちる。
その中から赤い花柄のローターを取り上げて、美耶はうっそりと笑った。

「ごめん雛子さん、脱がせるって言ったけど」

「?」

「撤回するわ。まずは、この上からね」

「ん、アァッ!」

ショーツ越しに割れ目に押し当てたローターのスイッチを入れる。
振動を始めたそれで、ゆっくりと割れ目をなぞると、雛子は唇を噛んで腿を震わせた。

「んっんっ、んぁっ」

「気持ちいい? 雛子さん」

「ぁ、……ぁう……」

「うん、気持ちよさそうね。よかった」

ちょうど蜜壷の真上から押し付けると、ショーツにじゅわりと蜜が染みる。
そのまま上に滑らせて肉芽を押し潰せば彼女の喉から引き絞るような嬌声が漏れた。

「ンアァッ」

「ここ、やっぱ弱いよね。女の子はみんなそうなのかな」

「やあ、みや、みやちゃ、っ」

「んー?」

「あ、あ、あっ! やめっ」

「だァめ。こうして、ぐりぐりするの気持ちいいんでしょ?」

痛くない程度に押し付けて、しこった肉芽をこりこりと擦り上げる。
そのたびに雛子は声を上げ、全身を細かに痙攣させた。

そこをそうされるのは苦痛と快感が紙一重で、そしてその快感自体、恐ろしいほどのものだということを美耶は知っている。
女性なら、ほとんどの人間がそこから齎される快感に抗えないということも。

「雛子さん、このままいける?」

「いや、いや、みやちゃんっ」

「いけるよね。ほら」

「やあ、やああっ!」

ぐっとおしつけられたまま振動を最大まで上げられて、痩躯が暴れる。
それを体重をかけて押さえつけ、美耶は夢中で雛子の秘部を責め立てた。

「あっあっ、ぁん、ぅう……ンンーーッ!!」

「っ!」

がたがたと雛子の体が揺れる。
娘の手によって齎された絶頂を、雛子はただ涙を流して享受するだけだった。

ローターを放り投げ、そっとショーツを脱がせる。
濡れてぴっちりと張り付いた布は、そこから剥がされると透明な蜜の糸を引いた。

「すごい……」

サーモンピンクの肉は花びら状にめくれて、奥まった場所は一層朱く色付いている。
ひくひくと痙攣する花びらはたっぷりと蜜を抱いて、奥を犯して欲しいと懇願してくる。

どうにも卑猥な姿に、美耶は己の花びらにとろりとした蜜が伝うのを感じた。

 

雛子さんの好きなこと 11

美耶がそれを目撃したのは、つい数週間前の初夏の晩だった。
瑛一郎と雛子が結婚して一ヶ月少しが経過したタイミングで、たぶん時期的に二人とも――おそらく美耶も――油断していたのだろう。

その日の夜半、ちょっとした寒気で美耶は目覚めた。窓辺では月明かりに照らされたカーテンが揺れていて、そういえば網戸にしていたのだと思い出す。部屋が二階にあるせいで風が入るのだけれど、初夏だとまだ時折、肌寒い夜があった。
“雛子さんの好きなこと 11” の続きを読む

つかれた 10

『ぁ、あ……んぁ、は……ひ、あ、あっ』

遠くで聞こえる衣擦れの音。荒い吐息。美耶は思わず顔をシーツに伏せた。
下半身が重くなるのを自覚する。
そろりと指を伸ばし、胸元を探る。
淡く色付いた部分を布越しに引っ掻くと、意思とは関係なく筋肉が痙攣した。

「ん、んっ」

漏れそうになる声を噛み締めて、美耶は体を震わせる。
堪らずブラジャーをはずし、唾液を掬って胸先につけ、凝った実を抓んだ。 “つかれた 10” の続きを読む