L Girls
*
L Girls > 処女の蜜 > 第四話 堕ち花

第四話 堕ち花


shojonomitu4「やっぱね」

玲奈は私を見るなり、そう言った。

玲奈は黒髪のストレートでナチュラルメイク。
ミニスカやショートデニムパンツをいつも学校にはいてきて、すらりとしたなまめかしい足を惜しげもなく見せている。

まつげは長くてマスカラをする必要のないくらい。

授業中に居眠りしている彼女をのぞき見たとき、
まつげの影ができていて色っぽかった。

唇は肉厚でぷっくりとしていて美味しそうで、
目はぱっちりとした二重。
そして色白。

美女なのだ。
胸もでかいし。

私は学内の美女はくまなくチェックしており、
彼女はその中の一人だ。

しかし、遠くから見ているだけ…
ただのクラスメイトの関係。

挨拶はする程度で。
一緒に学食でご飯を食べた経験すらない。

なのに、その相手とまさかこんなところで会うとは…。

「…玲奈ちゃんってレズなの?」

「うん、そうだよ。千鶴ちゃんもそうなんでしょ。
ずっと前から私は気づいてたよ。
千鶴ちゃんが私のこと、いやらしい目でみてること。
すっごいわかりやすいよね」

恥ずかしくなって目を伏せた。

玲奈ちゃんは、わざとなのかお酒に酔っているのかわからないけれど、
胸を私の腕に押し付けてくる。
柔らかい感触が伝わってきた。

「ねえ、今日はとことん飲みましょうよ」

玲奈に誘われて、私はお酒を飲み続けた。
そして、ここから先の記憶はあやふやだ…

二日酔い。
ハングオーバー。

気付いたら、見知らぬ部屋にいた。
慣れない誰かの香り。
知らない天井。
柔らかいベッドの感触が、なぜか気持ち悪かった。

起き上がろうとして、体が拘束されていることに気付く。

私の両手はベルトのようなもので、ベッドに繋がれていた。

両足は片足ずつ引越しの時に使うテープのような
細いのに威力はある紐でベッドに繋がれている。

体を寒気が通り過ぎる。
この状況、かなりヤバイ。

映画でヒロインがどこかに監禁されている時の映像が目に浮かんだ。

「あ、起きた」

そのとき、聞き覚えのある声がした。
視界に玲奈が映る。

「あの、これって夢?」

「あはは。だったら二人して同じ夢を見てるってことになっちゃうね。まあいいや」

玲奈はそう言うと、キャミソールを脱ぎ捨てる。
形の良いおわん型の胸がぽよんと露になった。

彼女はかったるそうにパンツも脱ぐと、
裸になって私をじっと見つめてくる。

寒気がしたのは、心理的状況だけが原因ではなかった。
私も裸だった。

怖い。

こんなに綺麗で可愛くて、気になっていた女の子と裸で二人きりの状況なのに、
私はいまトキメキではなく恐怖を感じている。

「千鶴ちゃんって、レズ処女?」

図星を突かれて、顔が真っ赤になった。
玲奈はその私の反応をみて、くすりと笑った。
そして、覆いかぶさってくる。

魔法をかけられた。
女の子の唇ってこんんなに柔らかいんだ。

奪われるような形のファーストキスだったのに、
私が思ったことはそれだった。

玲奈の舌はザラザラしていた。
これが生身の女の子の唇…舌…。

AVとは違って、それは生の人間だった。

玲奈の吐息が、顔にかかる。
甘い果物のような匂いが私に降り注いでくる。

「う・・・ん」

自分の口から出たとは信じられないような、
ため息のような声が漏れた。

玲奈は私の舌を堪能し終えると、
唇の上をなぞるように舌を這わせる。

その弱い刺激がもどかしかった。

そして、彼女は私の乳首に手を向かわせた。
指先で弄ぶかのように乳首をいじる。

指先を使って転がすかのように、軽く触ってくる。

唇と乳首…
その二つの性感帯をいじられて、
腰のあたりがむずむずしてくるのを感じた。

くねくねと腰が動いてしまう。

濡れちゃった…

そう告げると、玲奈は妖艶に微笑んだ。
それはまるで、美しい悪魔だった。

この時、私は悪魔と契約をしたのだ。

いいね?


ストーリーにご興味をもっていただけましたら、
以下のソーシャルボタンで共有していただくと嬉しいです^^

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


第四話 堕ち花関連ページ

その愛は毒。|第19話 トムヤムクンでうまく隠された
椿とは渋谷のハチ公前で解散した。   一緒に渋谷のタイ料理屋さんで 朝からトムヤムクンを食べて油でお腹を満たした。   椿はホテル代金も食事代もすべて奢ってくれた。 私に財布を出させるようなことはただ […]
第十話 快楽の素材は痛み
頭がおかしくなりそうだ。 何回イっただろうか。 もう身体に力が入らない。 腕を持ち上げようと思っても上がらない。 ラブホは窓もないし、 いまが朝なのか夜中なのかもわからない。 お客の喘ぎ声が聞こえる。 玲奈は女の膣穴に口 […]
第九話 3P
心臓の音がうるさい。 バーの入口で玲奈が私をみた瞬間、 彼女はレイの仮面を一瞬脱ぎ捨て、 素顔を露にした。 三十代後半くらいの女性の腕にしなだれかかるように… 胸を押し当てるようにしていたデート嬢のレイは、 三秒間だけ消 […]
第八話 デート嬢
三日ぶりに実家に帰宅すると、 家族の視線が痛かった。 家族は私がレズビアンだということを知らない。 だから男ができた途端に外泊が多くなったふしだらな娘、だと思っているのだろう。 替えの下着や洋服を取りに自室に行く。 久し […]
第七話 愛に似たもの
玲奈に触れたくて手を伸ばしても、 その手は払いのけられてしまう。 彼女は身体を触らせてはくれない。 私はただただ、受身になるだけで 彼女から与えられる快楽に身を浸らせる。 またショーツを汚してしまった。 愛液が絡みついて […]
第六話 彼女の悪戯
玲奈は教授が配ったレジュメに真剣に目を通している。 大学での彼女はクールそのもの。 下級生にクールビューティーというあだ名を付けられているだけのことはある。 怜悧な瞳は見つめていると吸い込まれそうになる。 こんな美人が私 […]
第五話 乙女の失楽
玲奈は、細くて白魚のような手を私の大事な部分に這わせる。 そして、それと同時に乳首を口に含んだ。 まるで赤ん坊のように私の乳首を吸う玲奈が愛おしかった。さっきまでの恐怖は飛んでいき、いま私は快楽に支配されている。 気持ち […]
第三話 花岡玲奈
新宿―人間の欲望がこの狭い街に一気に濃縮されているような… そんな感じがする。 歌舞伎町にゴールデン街… そして二丁目。 こんなに人間の性や欲望に特化した歓楽街は、 きっと他にない。
第二話 高尚なオナニー
家の自室には、親にバレないように隠してある レズビアンのAVが何本もある。 いつか彼女ができたときに、しっかり満足させられるようにと 勉強しておいた努力の残骸だ。 もういまはその予習をする気すら失せつつある。 ただ綺麗な […]
第一話 女子大の日常
十八歳のときに私の夢は叶った。 それはハーレム帝国を築くこと。 といっても私の場合は、男をはべらかすことではない。 女をはべらかすことだ! 初恋は五歳だった。 その相手は、同じ幼稚園で一緒のクラスだった、みよちゃん。 可 […]

トラックバックURL

http://www.love-smile.com/stories/L-girls/nectar-in-virgins/%e7%ac%ac%e5%9b%9b%e8%a9%b1-%e5%a0%95%e3%81%a1%e8%8a%b1.html/trackback/


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です