シリコン VS 塩ビ

現状、ディルドの素材はこの2つのどちらかになっていると考えていいと思います。 で、よく聞く質問が「シリコンと塩ビでどちらが良いんですか?」と言った質問です。 「え-と、クライテリアとしてまず何を優先させますか?」とお聞きしたいのをグッとこらえて このディルド素材の永遠の命題を考えてみたいと思います。

そもそも、「シリコン」「塩ビ」ってなんですか?

「シリコン(Silicon)? or シリコーン(Silicone)?」

シリコン(Silicon)は、ケイ素のことです。岩石や土壌の主成分として自然界に存在し、 地球上で酸素に次いで多く存在します。 通常、酸素との化合物、二酸化ケイ素(シリカ)の形で存在します。 シリカは砂の主成分で、石英(水晶)はシリカでできています。 ケイ素はケイ素樹脂の原料となっています。 簡単に言うと、シリコンとは形にはなっていない元素のことだったんです。ってことは、通称で呼んでいる「シリコン」は間違った呼び名なんですね。

シリコーン(Silicone)は、 自然界に存在しているケイ石に、人工的に化学反応を加えたものが原料になる化合物。 その中で、有機基の結合しているケイ素が酸素と連なってできている高分子化合物をシリコーンと呼ぶそうです。 シリコーンは天然には存在しない物質です。シリコーンの安全性については、長年にわたって詳細な研究が行われています。

シリコーンゴムのメディカルグレード(医療用)と汎用グレードとの違いは?

一般工業向け汎用グレードのシリコーンゴムの基本的配合と、ほとんど違いはありません。しかし、メディカルグレードは、その材料生産過程の工程全てを、医療向けとしての認証を受けた工場内で一括生産する事が条件となるのですが、シリコーンゴム材料メーカーのほとんどが日本国内では認証された生産工場がないため、米国等、海外にある認証工場で製造された材料を輸入することが必要となります。

塩ビ(polyvinyl chloride、PVC))

塩ビとは「塩化ビニル樹脂」又は「ポリ塩化ビニル」を意味します。 一般的に略して「塩ビ」と言われています。

「塩ビ製品」とは塩化ビニル樹脂を主原料として製造された各種製品の総称で可塑剤を含んだ軟らかい製品「軟質塩ビ製品」と可塑剤を含まない硬い製品「硬質塩ビ製品」に大別されます。柔らかいフィルム、シート、電線被覆材、ホース、チューブ、自動車内外装部材などから硬い配管、平板、波板、雨樋まで様々の製品に加工され、使用されています。塩化ビニル樹脂は、私たちが日頃、使用する四大汎用プラスチック(熱可塑性プラスチック)の一つです。他の汎用プラスチックはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンです。

さて、大体のそれぞれの特徴は解ったとして、じゃ、アダルトグッズ、特にディルドで使用されている塩ビとシリコンを比べてどうなの?

誤解を恐れずに、思い切って単純明快に話をすると シリコンは医療用の素材としても多用されて居ることからもわかりますが、 その安心感は抜群です。しかし、複雑な形成(例えば、リアルなディルドを作る細かな表現)は苦手です。 そして、やっぱり高価な素材と言わざるを得ません。
変わって、塩ビ(PVC)は最近では一時騒がれた色々な誤解は解けつつありますが、そのニオイがちょっと苦手と いう人も多いですね。しかし、複雑な加工でいろんな形を表現できるその形成の安易さはシリコンの比ではありません。 人間のパーツのようなリアルなグッズは殆どが塩ビを使用してますね。そしてその安さ、価格差は倍以上となってます。

まとめるとこんな感じでしょうか;

 
値段
加工
安心感
シリコン
塩ビ(PVC)

 


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