SMは多面的な遊び

SMは多面性を持っている遊び。

自分の中の多面性に向き合う遊びであり、「相手」との化学反応によって新しいSMプレイは産み出される。 ご奉仕、攻め、躾け、お仕置き、ご褒美…様々なプレイを掛け合わせ、新しいSMが出来る。パートナーが変わればSMも変わり、同じパートナーであってもお互いに開拓され、嗜好が変わっていく。

相手はもちろん、自分の精神状態もプレイに作用してくる。 フラストレーションが溜まっている時、わりかし心に余裕があり相手を優先しながら遊べる時…気持ちのコンディションは日によって違うのだから、そうなれば自然とSMプレイも変わってくる。何もかもの主導権、決定権がSにあり、如何なるプレイになるかはS次第…表面上の決め事としてはそうだが、実はそんなことはない。 Sのペースだけでどんなことでも出来るわけではない。

SにとってMの反応はとても重要で、泣きながら悦んでいるのか、イヤと言いながら欲しいのか、「嬉しいです」と言いながらもちょっと引いているのか…プレイ中、SはMのことをとても良く観察し、見ている。 Mの我慢にとことんまで自分のペースを押しつけていてもSは楽しくはない。

Sのコンディション、Mのコンディション、お互いの嗜好、何がご褒美になり、何が躾けになり、何がお仕置きになるのか…ちょっとの違いでプレイは大きく変わってくる。 その日のお互いのテンションは、プレイに入ってみないと分からないことがある。 今日はどこまで出来るか、どんな内容で進めてみるか、相手を見ながら決めていく。 S側だけでなく、M側もそうだ。 相手(S)が如何に喜んでくれるか、自分を悦ばせてくれるかを、下から眺め上げている。

SMほどきめ細かな精神を要する遊びも少ない。 自分の状態、相手の欲しがっているもの、空気感を察知する。本能的でありながらとても高い精神性が必要なのだ。 だからこそ、常に瑞々しく、新鮮で、刺激的な大人の遊びと言えるのだろう。

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