ED、男性サポート、勃起不全の対策 EDの種類

今日、EDに悩む日本人男性は決して少なくありません。 ひと昔前までは、EDと言えば中年以降の男性がなるもの...というイメージがありました。 しかし、現代の日本では、20代・30代でもEDに悩む人の数が増えています。「成人男性の3人に1人は自分がEDではないか」と思った事がある、というデータさえあるのです。

これほどまでに多くの男性を悩ませるEDですが、実はEDに種類がある事はあまり知られていないのではないでしょうか?そこで今回は「EDの種類」にスポットライトを当ててお話していこうと思います。

■EDには種類がある

EDは、"Erectile Dysfunction"の頭文字を取って命名された「勃起障害」の事です。 以前は「インポテンツ(略してインポ)」と呼ばれていましたが、差別的表現であるという理由から、今日は勃起障害という名称で呼ばれています。

EDの定義は「十分な勃起が得られない、もしくは勃起が維持できないために満足な性行為を行えない状態」とされています。また、セックスの途中に勃起の硬度が保てず、性行為を継続する事が出来なくなるいわゆる「中折れ」もEDの症状の1つです。そんなEDですが、実はEDになる原因によって大きく5種類にわけられるのです。

■1.機能性(心因性)ED

現代の日本人男性にもっとも多いのがこの機能性(心因性)EDであると言われています。身体的には勃起をすることに対する障害はまったくないにも関わらず、いざセックスとなると勃起しない、勃起が継続しないというのがこのタイプのEDの特徴です。

何らかの心理的影響によって勃起不全が起こっている状態です。 機能性(心因性)EDの理由としては以下のようなものが考えられます;

  • ストレス
  • セックスへのプレッシャー
  • 過去のセックスでの失敗
  • 緊張
  • コンプレックス

などです。 例えば、過去のセックスで女性に心ない言葉を投げつけられ、それがトラウマとなりEDになってしまったというケースも多く報告されています。このタイプのEDは、自慰行為(オナニー)の時には正常に勃起し射精をする事が出来る事が多いと言われています。

■2.器質性ED

器質性EDとは、身体機能に何らかの障害や異常があるため、勃起することが困難な状態です。
器質性EDはも複数の種類によって分類され、原因もそれぞれ異なります。しかし大半を占めるのは;

  • 手術や外傷によって神経にダメージを受けた
  • 高血圧症など血管や血流に障害が起きる病気

の2つです。

このタイプのEDの場合、仮に事故などで性器や脊髄近くなどの神経を破損している場合は、ED治療薬が効かないという特徴があります。

■3.薬剤性ED

薬剤性EDとは、服用している薬の副作用で勃起不全になっている状態です。 日本では薬剤性ED罹患率は6%前後と低いのですが、米国では全ED患者のうち25%はこの薬剤性EDであるというデータもあります。EDを誘発する可能性がある薬には以下のようなものがあります;

  • 精神安定剤
  • 抗うつ薬
  • 睡眠薬
  • 向精神薬
  • 降圧剤
  • 高脂血症治療薬
  • 胃潰瘍治療薬

などです。EDの要因になるとは知らずに服用し、その結果EDを発症してしまったというケースも少なくありませんので、心当りのある方は一度かかりつけ医を受診するとよいでしょう。

■4.混合性ED

混合性EDというのは、機能性(心因性)EDと器質性EDが混在している症状です。 このタイプのEDは、さまざまな理由が混ざり合っているため、原因を特定するのが難しく、よって自分に合った治療を受けるのにも時間を要する事も多いと言われています。

糖尿病や高血圧症、肝機能障害などの慢性疾患に罹患している男性は、器質性EDになりやすい傾向がありますが、その知識があるがゆえ「自分は糖尿だからEDだ」という風に悩んでしまい、EDの症状を悪化させる事も多々あります。
このような場合は、異なる理由を想定した上で、様々なアプローチでED改善に向けて治療する事が大切になります。

■5.その他の要因によるED

機能性(心因性)ED、器質性ED、混合性ED、薬剤性ED以外でも実はEDになる要因があります。
可能性としてあげられるのは以下のものです。

  • 加齢
  • 不規則な生活
  • 食生活の乱れ
  • 過度の喫煙
  • 過度の飲酒

などです。加齢に関しては、年齢とともにED罹患率はアップする事が医学的に明らかになっています。 日本人の場合、70代男性の約70%以上はEDであるというデータもあるほどです。

■まとめ

いかがでしたか? 一言でEDと言っても実はいろんな種類のEDがある事がわかっていただけたのではないでしょうか?  EDというのは非常にデリケートな問題ですよね。
自分がEDかなと思ってもなかなか他の人に相談する事が出来ないため、1人で抱え込んでしまいがちです。

しかし一部のEDを除いては治療法は存在します。 そう、EDは治る病気なのです。EDを治すためには、自分がどのタイプのEDなのかを把握する事が大切です。そしてもう1つ、EDである(かもしれない)という事実を受け止める事です。

EDは早い時点で治療すればそれだけ治療効果もあがります。以前のようなベッドタイムを楽しむためにも、もしEDの疑いがある場合は専門期間(泌尿器外来、ED外来など)を受診されてみてはいかがでしょうか?EDの治療法については別記事で詳しくお話しさせていただきますので、ぜひそちらも併せてお読みくださいね!

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