「二人を繋ぐもの」 彼が私を連れていったのは、海辺に建つ古びた洋館のようなホテルだった。 通された部屋はスィートで、リビングの奥のベッドルームのには鉄製のアンティックなベ ッドが置かれていた。 何もかもが夢のようで、私は自分の日常から少しずつ抜け出すことができた。 夕闇の中。 部屋は蝋燭の揺らめく灯りに照らし出されている。 彼は静かに私の手をとって、ベッドルームに導く。 柔らかな黒のビロードのサッシュでゆっくりと目隠しされた。 ローブがはだけられ、私が身に付けているのはガーターベルトとストッキング、黒のエナ メルのハイヒールだけになった。 これから何が起こるのか..... 私の鼓動が少しだけ早くなった。 そして.....彼は私を少し高めのベッドに上げると.... 両方の手に一つづつ、冷たく重い手錠をかけて、それぞれをベッドのヘッドボードに結びつけた。 私は大きく大の字に寝かされたまま、何も抵抗できなくなった。 これから先起こることは、全てご主人さまである彼の意向。 私はこの手錠で拘束されることで、従う者としての運命を受け入れた。
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