恋人へのペギング

主従関係のあるM男性や奴隷へのペギングと恋人へのペギングは全くの別物と言っていいほど違います。

SMクラブは後者を求めてやってくる男性には満足のいくプレイがほとんど望めません。というのも、女王様には基本的に触れることは禁止されているからです。M性感色の強いクラブや性感コースなら可能ですが、わたし個人はそのようなコースを請け負っていなかったため、プライベートでの体験をお話したいと思います。

彼はお付き合いする直前に自分がマゾであることを告白してきました。それ以前は友人関係で、日ごろ男性と接する機会でマゾかどうか何となく予測してきたのに彼については全く見抜くことができませんでした。わたしは書籍や映画が好きで、それ関係の趣味で彼とは意気投合した仲でした。

告白されたとき、わたしは彼の部屋の本棚が見たいと部屋の中にお邪魔していたときでした。それから長い時間SMの性癖について話して、ついに外での露出プレイをしようと二人で昂揚しながら夜中の静かな闇の中にまみれていったのでした。

そんな関係から奴隷と主人としてではなく、恋人どうしとしてお付き合いするにいたったのは互いの趣味と価値観が奇跡的と言っていいほど合致していたからでしょう。

さて、そんな彼との逆アナルは今までわたしがしてきた奴隷ちゃんたちへのペギングとはまったく異なるものでした。
いわゆる男女逆転セックスになるのです。キスからはじまり、互いの体に触れ唇で愛撫しあう過程を経て、彼のアナルをほぐすのです。
ほぐす間もキスをしたり、ほほえましい会話や少しエッチな言葉をかけたりします。決して奴隷へするように蔑んだりはしませんでした。

わたし「……緊張するって言ってたくせに、けっこうすぐにほぐれたね」

彼  「や、そんなこと言わないでよ」

わたし「顔、赤くなってる」

彼  「やめてよ、恥ずかしいじゃん」

わたし「あ、今、きゅって締まった」

こんなふうに敬語もなく、基本的に羞恥系の言葉責めと似たようなやりとりが繰り返されます。

いよいよ逆アナルとなると、とくにはじめてアナルを犯される相手には恐怖心があり充分に心のケアをする必要があります。挿入前に抱きしめて安心させ、挿入してピストンするときはしつこいくらいキスの嵐を降らせます。

相手が射精してもしなくても、ころあいを見計らって終了させて、終わってもすぐにベッドを離れたりはしません。抱きしめあって他愛ない話をしたり、触れ合ったり……まさに男女カップルのセックスと何ら変わりはありません。

そうやって逆アナルをした後と前では、結束力と信頼関係に強い変化が見られました。
ふわふわと浮いた状態だった関係が、ペギングによって地固まると申しましょうか、しっかりとしたものになったのです。
彼は周りには己がマゾだと公言していない人だったので、トップシークレットを共有したことによりより関係が強固のものになったのだと思います。

わたしの体験はひとつの例でしかありませんが、恋人との逆アナルでご自分がどのような心理を得たのか、また相手がどうなったのかをたくさん聞いてみたい気持ちに駆られる今日この頃です。

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