20話 『不自然な交わり』

昨日までの雨と風が嘘のような快晴になった。

空は青く広がり、
千切れたような雲がゆっくりと流れている。

瑞樹はたまった洗濯物を
ベランダに出て物干しに干した。

サンダルに残っていた雨の雫が
素足に冷たかった。

下腹部が熱っぽく、
どこか重い感じがした。

一晩に二人の男に抱かれ、
漲った男根を挿れられた経験は
初めてのことだった。
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9.飼育のご褒美

「では、ご褒美をあげよう。これを付けなさい」

麻耶はそう言うと、隆治にアイマスクを渡した。

通常のタイプと違いバンドできっちりと締め上がるので
容易に外れたり隙間ができることはない。

目の前が見えなくなった隆治には、
摩耶の存在は気配でしか知ることは出来ない。

剣道で鍛え上げた隆治は気配を察する能力が人一倍高い。
しかも視覚を奪われてみると、
残された感覚が研ぎ澄まされて敏感になったようだ。
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