8.許されない勃起

junkyouju28隆治は摩耶の研究室に着くと、軽くノックをして返事を待つ。

「どうぞ」
学生たちに向けている普段の声で入室許可の声が帰ってきた。

「失礼します」隆治は後ろ手で扉を閉める。

麻耶は革張りの椅子にゆったりと背中を預けていた。

二人の間にはチーク材らしい濃い茶色のライティング・デスクがある。

「お行儀よくしていたみたいね。
それにあの小娘の誘惑にも負けなくて……。いい子だわ。こちらに来なさい」

摩耶は椅子を九十度回転させながら隆治を呼んだ。
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