甲府盆地の暑い夏(26)女優の火遊び

エリーの席の後ろから、その頭を手がぱたんと叩いた。

『こら。まーた火遊びしようとしてる』

いつのまにかマネージャーのサラが
トイレから戻ってきていた。

阿川は残念に思うと同時に少しほっとした。

『なによー、いいところだったのに。
やきもち焼かないで』

『大丈夫だよ。俺EDで立たないから』

『やだー、キャハハハハ』

女二人とも、阿川の言葉を冗談だと思ったようだ。

3人は帰りのタクシーに乗り込んだ。
阿川は酔っ払っていてよく覚えていないが、
エリーがサラを前の席に押し込んだような気がする。

後部座席にエリーと阿川が並んだ。
車が発車すると、
エリーが阿川の首筋をつかんで唇を重ねてきた。

抵抗する暇もない。
舌をねじ込んでくる。
阿川の舌をさぐりあて、
その先端をねちゃねちゃともてあそぶ。

「あふぉ……あうん……」

エリーは自らあえぎながらディープキスを続ける。
その長い脚で阿川をまたぎ、おおいかぶさる。

阿川の髪、背中、腰をなでたり
抱きしめたりしながら舌をぴちゃぴちゃと絡ませ続ける。

エリーの豊かな胸が、阿川の胸に当たってつぶれる。
エリーが動くたび、それが阿川の胸の上でこねる。

助手席に座っているサラはこういう事に慣れているのか、
止めようとしない。
前を向いたまま、振り向きもしない。

運転手にとっては迷惑千万だろう。
後ろを見るわけにもいかない。

『ねえどこかで……しよ』

エリーは唇を重ねたまま、阿川の口のなかでつぶやく。

阿川もすっかりヤる気になっていた。
というかカナダ人女優にこんな風に迫られ、
ヤる気にならない男の方が少ないだろう。

『いいけど……俺の家でいいか。
器具がないと立たないと思う』

『ホントにEDなの!?
いいよ。面白そう』

タクシーはホテルの前で止まった。
サラだけが下りた。

『明日の朝までに絶対に帰って来なさいよ』

サラはきつい口調で言った。

エリーは阿川の上に乗ったまま、
手だけをひらひらさせて合図した。

タクシーが阿川の家の前に着くと阿川は
1万円を放り投げ、運転手が止めるのも聞かず
エリーとともに車を走り出た。

木造の家を見て
エリーが「Samurai house」とつぶやいた。

寝室に入り、阿川が服を脱ごうとすると
すでにエリーが阿川の下半身にとりつき、
彼のズボンのジッパーを下げて中の物をとりだした。

エリーが目を輝かせる。

『これ……これが欲しかったの』

エリーは阿川をベッドに押し倒すと、
服を着たままペニスだけ出した阿川のそれを舐め始める。

入念に舐める。

竿の根元を舌で一周すると、
徐々に舌を上の方まで這わせていったあと
先端をくわえる。

その先端を口の中でもてあそんだ後、
また舌を這わせて根元まで行き、
こんどは袋を口いっぱいにほおばる。

「玉」を口のなかでころころと転がしつつ、
手で竿をさわさわと撫でる。

初めて味わう日本人の男のペニスを、
文字通り存分に味わっているかのようだった。

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