7. 別れ・・・?

朝早くに鳴った、来訪者を告げるチャイムは微睡の中にあった誠と弘美に覚醒をもたらした。

なにせ、二人とも昨晩のままの恰好なのだ。

誠は全裸であるだけなのだが、
弘美は「手枷」「首枷」「腿枷」を体に着けているのだから焦るのも当然だ。

「誠兄ちゃん、早く外して。」

弘美が急かせる。
どうやら、誰が来たのか分かっているようだった。

aka7(彼氏とかじゃないよな・・・。)

そんな心配をしながら急いで服を着替える。

「ピンポーン」

再びチャイムが鳴る。

「はーい。今いくね~。」

そう大声で答えると弘美は、
「誠兄ちゃんは居間で新聞でも読んでて。」
と言って慌ててシャンプードレッサーで髪を濡らせた。

なるほど、これなら乱れた髪も直せるし
すぐに玄関に行かなかった理由にもなる。

しかし、そんなことより気になったのは来訪者が誰かと言う事だ。

少しして、弘美が玄関を開ける。

「なんだ、朝シャンしてたのかぁ。まだ、寝てるのかと思ったよ。」

(んっ!女の声か。)

男でなくてほっとしたのだが
いったい誰なのだろうか。

「誠さん、来てるの?」

(俺を知っているって、誰?)

「うん、来てるよ。まあ、上がって。」

「お邪魔しまーす。」

「あれ、おじさんとおばさんは?」

「親戚に不幸があって、さっき出かけたの。」

「誠兄ちゃんもさっき来た所だよ。」

どうやら、俺が一晩ここにいた事は知られてはまずい相手のようだ。

そして、居間の扉があいた。

「誠兄ちゃん、覚えてる?」

「あの、おはようございます。」

弘美と一緒に入ってきたのは、
弘美と同じ年頃の女の子だった。

しかし、見覚えがある。

「もしかして、玲奈ちゃん?」

「はい。覚えててくれてよかったぁ。」

玲奈は弘美の同級生で、クラスメイトでもあった女の子だ。

確か、高校も弘美と同じ学校だったと聞いたような気がする。

「玲奈がね、ちょっとお願いがあるっていうから・・・。」

「お願い・・・?」

「学校で嫌な男の子に付きまとわれて困ってるから、彼氏がいるって言っちゃたのよ。」

「それで・・・?」

「なら、そいつに合わせろって言われて・・・。」

「で、俺に彼氏のフリをして欲しいと・・・。」

「お願いします。」

断る理由はないのだが、
なぜ俺なのだろうと考える余裕は無かった。

目の前に18歳の女の子が二人、
真剣な目つきで見ているのだから仕方がない。

「いいよ、それくらいなら。」

「良かったぁ。」「良かったねぇ。」

本当に可愛いものだ。
まるで妹が二人いるかのように錯覚してしまう。

玲奈は安心したかのようで、
しばらくして帰って行った。

「玲奈の彼氏役ってそんなに嬉しい?」

弘美がちょっと怒った目で見ながら言った。

「何言うかな困ってるっていうから、それに弘美も頼むって。」

「従姉妹とは結婚できるからって言ったくせに。」

どうやら、やきもちと言うものらしい。
これは大変な事になるかもしれない。

「大丈夫だよ。」

そう言うと、弘美がすり寄ってきた。

「あの拘束具って他にはないの?」

そういいながら、唇を寄せてくる。
そして、手は誠の下半身をまさぐりだした。

「おい!弘美?!」

「今夜はパパとママ、帰ってくるんだよ。」

そういう事か、
まぁよく寝たせいもある体力の回復したようだ。

「取り敢えず、シャワーしようか。」

そういって弘美を促す。

弘美はちょっと待ってと言って、玄関の鍵を掛けてきた。

弘美の服を一枚ずつ脱がせる。
弘美も誠の服を脱がせて一緒にバスルームへ入った。

シャワーを出しながら互いの身体を洗いあう。

弘美の乳房を後ろから両手で包むように洗いながら乳首を刺激する。

「あっ。あん!」
と弘美は悩ましげな声を上げる。

昨夜とは違い、
女としての喜びを感じさせる悩ましさが感じられる。

そして、バスタブの淵をつかませて前かがみの体制にさせた弘美の秘部をまさぐると既に滑りをもっていた。

後ろからペニスを差し込み不安定な体制が、さらに興奮を呼ぶ中で誠と弘美は絶頂を迎えた。

息を整え、笑顔を見せて弘美は言った。

「もう、別れられなくなったね。」と。

One Response to “7. 別れ・・・?”

  1. […] 口かせの開いた穴から、 だらだらと唾液がこぼれる。 […]

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