1. 再会の時

aka-1「まさかこんな事になるとはなぁ・・・。」
20才になる私立大学3回生の誠はため息を漏らした。

「ふんっ!ふぁーに?」と足元から鼻にかかった声で聞こえた。

ベッドの上で仰向けに寝た状態の誠はその下半身に目を移した。

そこには、赤い合皮製の全身枷で身体を拘束された弘美が誠のペニスを咥えている姿があった。

懸命に顔を上下させてペニスを頬張っているのだ。

「ンっ!」

弘美の歯が亀頭に擦れた一瞬に
弘美の口の中には誠のエキスが放出された。

「ゲホっ。」咽るように口を離した弘美は、
まるで子猫のような視線で誠を見上げた。

身体を締め付けているのは「SMartJOINT_全身枷」と言うもので、弘美の自由を奪っている。

僅か数か月前までは考えられなかった事なのだが、
それが今は現実となっている事を誠は考えていた。

数か月前、誠は祖父の家に帰省していた。

帰省といってもそれほど遠い場所ではなく2時間もあればいけるのだが、なぜか寄り付かずにいたのだ。

特に理由はないのだが、
単純に面倒くさかったといっても良いだろう。

それがなぜか偶然に祖父に呼ばれたのだ。

「たまには、顔を見せに来い。」と電話があり
どうせ暇だから行ってみるかと次の日曜に行くと約束したのだ。

祖父宅に着いたのは、昼前だったろうか。

「弘美も来るから、一緒のメシでも食おう。」と言われて昔を思い出していた。

(弘美か・・・。懐かしいな。)

弘美は誠の母の妹の娘、つまりは従姉妹にあたる。

お互いに兄弟がいなかった事から
よく一緒に遊んだものだ。

確か、2歳年下なので18の筈だ。

そういえば、この春に大学に入学したと聞いていた事を思い出した。

(あっちは、国立だけど俺は三流の私立だからなあ。)

別に逢いたくなかった訳ではないのだが、
子供の頃のように兄貴面する訳にもいくまいと自嘲的になっていた。

「こんにちはーっ。」
元気な女の子の声が聞こえると同時に弘美が居間に上がってきた。

「あっ!誠兄ちゃん、久しぶり。」

「えっ!あぁ、久しぶり。弘美も元気にしてたか?」

「うん。でも、良かった。誠兄ちゃんに逢えて。」

ちょっとびっくりしてしまったのは事実だ。

子供の頃はガリガリのやせっぽちだったのだか、
今はそれらしい女性的な体つきになっているように見える。

どちらかと言えば、細身である事がかつての面影とかぶって見えた。

「ちょっと荷物置いてくね。」
と言って弘美は奥の部屋へ。

なぜか手荷物は、皆奥の部屋に置いておくのがここの慣わしだった。

祖父の取り寄せてくれた昼食を3人で食べながら、昔話をしばらくしていただろうか。

トイレに立った誠は、例の部屋の前を通りかかった時に扉の隙間から弘美のものと思われる鞄が目に入った。

ふと魔が差したとでもいえば良いのだろうか、
その中を見てみたい衝動に駆られたのだ。

(いくらなんでも、人様のしかも女の子の鞄を覗くなんて・・・。)

そう思いながらも手は勝手に鞄を開けつつあった。

祖父と弘美の楽しそうな話声は続いて聞こえている。

ジー。
音を立てないようにそっとファスナーを開ける。

中には、ハンカチや携帯などに交じって小さなポシェットが二つあった。

一つは、化粧品が入っている。
もう一つには、白い紙製らしきものが薄いビニールで包まれたものが数枚。

それが、パンティライナーと呼ばれるものである事は知っていた。
しかし、現物を見るのは初めてだった。

(これって、弘美のアソコにあてるヤツだよな・・・。)

そう思った瞬間に、そのうちの一枚をポケットの忍ばせてしまっていた。

(一枚くらい減っても分からないだろう。)
そう自分に言い聞かせて居間に戻った。

その後、弘美がトイレに立った時もばれる事は無かったようで、その日は夕方に祖父宅を出たが弘美は父親が迎えに来るというので残っていた。

自宅に戻った誠は、パンティライナーを見つめながら弘美が性に対しても大人になっている事を頭の中で考え始めていた。

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