8話 はけ口

karenaihana8室生という厄介な玩具を瑞樹は楽しんだ。

湯から上がって、
二人で冷えた缶ビールを飲む間も、
誰にも言えないような夫婦の悩みを打ち明けた。

「私のここに挿れるより、
ゆう君はフェラのほうが興奮するの。
いつも私にしゃぶってくれって…」

バスタオルも体に巻かず、
太ももを開いて花弁が露わな格好で瑞樹は室生に話す。
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7話 厄介な玩具

karenaihana7作詞教室が終わり、
雑居ビルの前で皆と別れた。

「すみません、お先に失礼します」

夫の晩ご飯を作ると嘘をついて、
わざと足早に立ち去った。

電車に乗り、四つ先で私鉄に乗り換え、
二つ目の駅前の喫茶店で室生を待つ。

小一時間もすると、
さっきまで教壇で教えていた室生が、
目尻に皺を作って店に入ってくる。

珈琲代は室生が払ってくれる。
ホテル代は割り勘と決めている。

先週のは風呂が汚かったので、
今夜は新しいホテルにしようと
小声で話しながら駅の裏通りを寄り添って歩いた。
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6話 砂丘の足跡

karenaihana6「瑞樹、この頃、明るくなったよな」

ネットで拾い読みした面白いニュースを話して聞かせながら、先に吹き出した妻を見て勇一が言った。

「そう? いつもと変わらないけど」

後ろめたい気持ちも少しはあるのだろうか、
それとも室生との変な関係が滑稽で、
モノトーンの生活に小さな刺激を与えてくれているのだろうか。

瑞樹は自分でもよくわからない。

「晩飯はいらないよ。会議が長くなったら泊まるかもしれない」

「あまり飲み過ぎないようにね」
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5話 枯れた男

karenaihana5「僕は歩く成人病だよ」

金曜日ということもあって、
駅の裏手にあるラブホテルはどこも満室だった。

老人とはいえ、
誘われた室生も少しはその気になったのか、
それとも誘った瑞樹から「今日は帰りましょう」
とも言えない雰囲気になってしまったのか、
二人は電車に乗り、三つ隣りの大きな駅に移動した。

帰宅する通勤客で車内は混雑していた。

室生はドアに疲れた様子でもたれかかり、
なんども肩からずり下がってくるショルダーバッグを引き上げながら病気の話しをした。
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3.更衣室の情事

junkyouju3悦楽に溺れながらも隆治の興奮に気がついた麻耶は
しなやかな足を隆治の股間に伸ばし探った。

隆治のペニスは堅く下腹部にぴたりとつくほどに立直している。

「どうしたんだ? こんなに勃起させて……。 イヤラシい犬コロ以下だ」

摩耶の眼に冷たい光が戻った。
そして心の奥から嗜虐嗜好が沸き起こり
ゾクゾクするような快感が摩耶の全身を包んでいく。
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10. 旅立ち

aka10赤い全身枷でその身を拘束された弘美が足元にいる。

弘美の自室のベッドの上で、
懸命に顔を上下させてペニスを頬張っている。

従姉妹の弘美とこんな関係になってから
まだ僅かな日数しか経過してはいない。

その間で何度、弘美の中へ射精してしまったのだろうか。

もしもの場合には
親戚一同の叱咤をうけてでも
叔父に頭を下げ弘美と入籍する覚悟はできた。

しかし、当の弘美の考えが分からないのだ。
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9. 決断

aka9初めて入ったラブホテル、
しかも部屋は赤を基調としたSM的に雰囲気を醸し出している。

若干18歳の女の子にはこれだけでも十分に刺激的な筈だ。

 

そこで、目隠しをされ
全身が敏感になっている所で
いきなり乳首をクリップで挟まれれば絶叫しない訳はあるまい。

いくら、挟力を軽めにしてあったとしても。

実際に弘美は一瞬にして絶頂に達していた。
肩で荒い息をしている。

「ハァハァ、誠兄ちゃん、どこなの?」
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8. 好敵手と協力者 

まさか弘美とそんな関係になってしまうとは予測していなかったのだが、現実は動いてる。

そして、玲奈という存在が厄介になっていた。
なにせ、頼まれた事とはいえ彼女の交際相手の役を演じるのだから弘美がやっかんでいる。

自分からも頼んで置きながら、やきもちを焼くというのが女心なのだろうか。

弘美にとっての玲奈は好敵手になっているのかも知れない。そう思いながら玲奈の彼氏役をやっと終えた。

「誠兄ちゃん、お疲れさま。玲奈から聞いたよ。」

屈託のない声で電話があった。
そして、明日そっちにいくね。とも。
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7. 別れ・・・?

朝早くに鳴った、来訪者を告げるチャイムは微睡の中にあった誠と弘美に覚醒をもたらした。

なにせ、二人とも昨晩のままの恰好なのだ。

誠は全裸であるだけなのだが、
弘美は「手枷」「首枷」「腿枷」を体に着けているのだから焦るのも当然だ。

「誠兄ちゃん、早く外して。」

弘美が急かせる。
どうやら、誰が来たのか分かっているようだった。
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6. 来訪

aka6「・・・・・中で出したの・・?」

弘美が呟いた。

「あっ、ごめん。その・・・。」

突然現実に引き戻された気がした。

従姉妹との性交渉をもった挙句に、膣内射精してしまったのだから。

「えっと、あの。そうそう、従姉妹とは結婚できるから・・・安心して・・・。」

「結婚? 私と?」

「そう、叔父さんと叔母さんにはキチンと話をするから。」

明らかに狼狽しているのが自分でも分かっていた。
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