お客様N(19)|初体験

成田は湯船に浸かっていた。
背中と腰に当たるジャグジーの泡が心地よい。

かつてはこの総天然大理石の浴室で、
玲子と痴態を繰り広げたことも一回や二回ではない。

okyakusaman19湯船の中で結合し、
ジャグジーの泡によって振動したこともあった。

あの時の玲子の白く長い手足を思い出し、
成田の下半身は反応しかけたが、やはりそれは気のせいだった。
続きを読む お客様N(19)|初体験

お客様N(18)| 混乱収束後

成田の会社は他の投資会社に比べれば健闘したとはいえ、先日の混乱によりダメージを受けたことは確かだった。

損失額は、会社の年間の利益の1/3に上っていた。

「一応危機的状況じゃなくなったゆうても、市場は疑心暗鬼になっとる。こりゃ前のような好景気ムードには簡単には戻らんぞ」

「はい。我が社も何ヶ月かは、赤字覚悟になると思います」
続きを読む お客様N(18)| 混乱収束後

2話 『疼く花芯』

karenaihana2この頃は、こういう商業施設のトイレにもシャワー便座が当たり前になった。

瑞樹が入った個室も便座に座ると、ヒーターでお尻を温められる。掃除が終わったばかりでよかった。

個室は清潔で、ペーパーも几帳面に三角に折られている。

くるぶしのあたりまで下げたパンティは、まだ血で汚れていない。もしものためにナプキンを貼ってきた。

それを剥がして丸め、手のひらで握ったまま、細く長い吐息をつく。
金色の尿がほとばしり、便器にはじけて流れ落ちていく。
続きを読む 2話 『疼く花芯』

1話 『作り笑い』

karenaihana-1車で15分ほど郊外に走った国道沿いに、その商業施設はある。
もとは繊維団地と呼ばれた工場や問屋が集まっていた場所だが、
3年前にシネコンやデパートがいくつも入った巨大なビルに生まれ変わった。

「あとは、何かしら」

姑の聡子は60歳を過ぎた今も足が丈夫で、
しかも気性がせっかちなものだから、
こういう場所に来るといつもより早く歩きまわって買い物をする。

息子の勇一とその嫁の瑞樹が、あとをくっついて追いかける格好だ。
続きを読む 1話 『作り笑い』

お客様N(17)|リスクマネージメント

okyakusaman17矢掛町の山々が、新緑の黄緑色に塗りつぶされた5月のある日。
深夜2時半。

龍王山では夜行性のツキノワグマやタヌキ達が、
獲物を求めて真っ暗闇の森の中を忍び歩いている時間。
成田のベッドルームで、スマホが突然警報音のような大きな音を発し始める。
続きを読む お客様N(17)|リスクマネージメント

10.甘美なご褒美

junkyouju10「ふん、犬は犬らしく四つん這いになりなさい」
麻耶は隆治の臀部を蹴ると体勢を直させた。

隆治は肘をついて腰を突き上げるポーズになる。

「なんだ?そのイヤラシい姿勢は。
お前はサカリのついた牝犬なのか?汚いけつマ○コが丸見えだぞ」

隆治の臀部の割れ目にも容赦ない摩耶の鞭が振り下ろされる。

「あうっ、あうっ」と鞭にシンクロして隆治の歓喜の鳴声が聞こえる。
続きを読む 10.甘美なご褒美

9.飼育のご褒美

「では、ご褒美をあげよう。これを付けなさい」

麻耶はそう言うと、隆治にアイマスクを渡した。

通常のタイプと違いバンドできっちりと締め上がるので
容易に外れたり隙間ができることはない。

目の前が見えなくなった隆治には、
摩耶の存在は気配でしか知ることは出来ない。

剣道で鍛え上げた隆治は気配を察する能力が人一倍高い。
しかも視覚を奪われてみると、
残された感覚が研ぎ澄まされて敏感になったようだ。
続きを読む 9.飼育のご褒美

8.許されない勃起

junkyouju28隆治は摩耶の研究室に着くと、軽くノックをして返事を待つ。

「どうぞ」
学生たちに向けている普段の声で入室許可の声が帰ってきた。

「失礼します」隆治は後ろ手で扉を閉める。

麻耶は革張りの椅子にゆったりと背中を預けていた。

二人の間にはチーク材らしい濃い茶色のライティング・デスクがある。

「お行儀よくしていたみたいね。
それにあの小娘の誘惑にも負けなくて……。いい子だわ。こちらに来なさい」

摩耶は椅子を九十度回転させながら隆治を呼んだ。
続きを読む 8.許されない勃起

7.躾

junkyoju7麻耶は立ち上がり、机を回って前に立つと
「大丈夫かしら?」と隆治の顔を覗き込むように聞いた。

「だ、大丈夫です。もう、平気です」

隆治は吹き出てくる汗を拭おうともせずに、
気を引き締めて自分のペニスを襲う鋭い痛みに耐えていた。

それを見た麻耶は「そう、大丈夫そうね」と
机の上にある資料でパンパンに膨らんだファイルを隆治の方に押しやる。

「これ、次回のゼミの資料だけど眼を通してくれる?」
続きを読む 7.躾

6.鷹木ゼミにて

0329junkyojuゼミ生が着席して待っている教室に、隆治、摩耶
そして彩花が入室してきた。
全員が起立し礼をする。

隆治がゼミリーダーとして着席を指示して
本日のオブザーバー、彩花を紹介する。

緊張感漂う教室だが、彩花が持つ明るい華やかな雰囲気が一瞬空気を和ませた。

しかし、それも直ぐに消えた。
隆治は本日の議題を伝え発言を求めると
ほとんどの学生が挙手をして意見を述べる機会を求めている。

議論が始まると麻耶は席を立ち上がり、
室内を歩きながら生徒たちの論戦を興味深そうに聞いていた。

今日の麻耶は黒のスーツを着て、
膝上10センチのミニタイトスカートが美脚を引き立てている。

麻耶は教室の隅に立ち止まり、隆治を見つめていた。

その眼は普段の教室では絶対に見せない、
二人だけの秘密の儀式に見せるものだった。

学生たちは議論に夢中になっていて、背後に立つ摩耶の事は眼中にない。
隆治だけが摩耶の事を見える位置にいるのだ。

麻耶はしっかりと隆治の眼を見つめながらスカートの裾を持ち上げた。

黒いストッキングの上端はガータベルトで釣られている。
そしてその上にあるはずの布地が無い。

麻耶は下着を穿いていなかった。

隆治の眼に股間の叢が眩しく見える。
摩耶の細い指がその翳りの奥に吸い込まれていった。

隆治は股間に鋭い痛みが走るのを感じた。
貞操管理檻がペニスの勃起を許さないのだ。

慌てて視線を議論している学生たちに戻す。
だれも摩耶の行為には気がついていない。

スカートの裾を素早く直した摩耶が、
再び教室内を歩きだしたのを見てホッとした隆治だが、
麻耶はこちらに歩み寄り隆治の隣に腰を降ろす。

学生たちの意見に「良い意見だわ」などとコメントを加えながら
摩耶は机の下で脚を組み替えるフリをして隆治の太腿に片脚を乗せる。

勿論、机の幕板が目隠しとなっているので
前に座っている学生たちには中の様子など覗い知ることは出来ない。

「そろそろゼミ長さんの総括が欲しいわね」

普段、教室で見慣れている笑顔だが眼だけが違う。
それを知っているのは隆治だけだった。

隆治は必死に陰茎の膨張を抑えようと意識を変えて無理に言葉を絞り出すが、
股間の痛みはましてくるばかりだ。
顔面が蒼白になり脂汗も浮かんできた。

「あら?どうしたの?具合でも悪いの?」

トボけた顔で麻耶が聞くと、
「だ、大丈夫です」と吐き出すように隆治が答えた。

「大丈夫じゃないです!顔色がふ、普通じゃありません」

彩花が心配そうに大きな声で叫ぶように言うと、
麻耶はそちらを振り向くように腰を廻して、隆治の太腿から脚を外す。