5. 一線を越えた夜

aka5-1夕食は近くのファミレスに行った。

弘美と二人で歩き食事をしている姿は
他人から見ればどう見えるのだろうか。

兄弟?
恋人?
ただの友達?

いまの誠の頭の中にあるのは、
先ほどの寝室で見た弘美の赤い下着姿だった。
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4. 寝室の遊戯 

aka5土曜の朝は異様なほどに早起きだった。
というよりも興奮して眠れなかったと言う方が正しいのではないだろうか。

何といっても、年頃の女の子と水入らずで一夜をともにするのだ。
いくら従姉妹いっても誰だって興奮するだろう。

本当なら朝一番ででもすっ飛んで行きたい所なのだが、平静を装いながら弘美の家で電話をする。

(弘美が出るかな・・・。)

軽い期待の中で電話を掛けたのだが、電話口に出たのは叔父だった。
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3. プライベートレッスン

aka3通販で注文した「赤い手枷」
届いたのは予想外に早かった。

恐る恐る箱を開けていくと、
合皮製の赤い本体が見えた。

大き目のバックルが拘束される強さを感じさせ、
両手首部分を繋いでいる鎖は大きいのだが非常に洒落たものであり、その汎用性の高さを連想させるのに十分だった。
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2. 秘めた思い

0329sex4(これが弘美のアソコに触れているのか・・。)

ふとした偶然から手に入れた従姉妹のパンティライナーは、誠の心の中でその想像力を掻き立てるのに十分な魅力を持っていた。

しかし、誠はまだ女性を知らなかった為、想像するしかなかった。

 

(弘美のアソコはどんなのだろう・・・。)

まだ見ぬ好奇心は、健全に育っている男子ならばごく当然の事である。

しかし、その対象が自らの従姉妹である事に戸惑いを隠せないでいた。

(弘美は、経験あるのかな。)

そう思いながら誠の頭の中では弘美の裸体を想像し続けていた。
そしてその妄想は日を追うにつれて生々しい夢となり毎夜の誠を苛み続けれた。
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 1. 再会の時

aka-1「まさかこんな事になるとはなぁ・・・。」
20才になる私立大学3回生の誠はため息を漏らした。

「ふんっ!ふぁーに?」と足元から鼻にかかった声で聞こえた。

ベッドの上で仰向けに寝た状態の誠はその下半身に目を移した。

そこには、赤い合皮製の全身枷で身体を拘束された弘美が誠のペニスを咥えている姿があった。

懸命に顔を上下させてペニスを頬張っているのだ。

「ンっ!」

弘美の歯が亀頭に擦れた一瞬に
弘美の口の中には誠のエキスが放出された。
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4話 『枯れない花』

知らないうちに あなたに惹かれ
知らないうちに 傷ついた
あなたの白い  シャツの染み
いつしか    愛しく思い出す

時代遅れの歌詞だった。それが室生のたったひとつのヒット曲だった。

ヒットチャートに、2時間だけ入ってまして」

白髪混じりの無精髭の頬に手で杖をして、室生は何もかも諦めたような顔で微笑んでいた。
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3話 『そらす夫』

karenaihana3似た者夫婦とでもいうのだろうか。
勇一の両親は瑞樹の眼にはそう映った。

快活で外向的でいつも溌剌としている。
聡子の趣味はバレーボール、登山、コーラスと多彩だが、聡子の夫、舅の正治もまた、釣りに鉄道写真、ジョギングに剣道と、警察官を定年退職した後も忙しく暮らしている。

今日はその正治の六十五歳の誕生日だ。

買い物を終えて車で実家に向かった。
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お客様N(22)| 太いディルド

蝋燭に火が付いてからしばらくすると、エリカはそれを床に寝ている伊藤の上にかざした。

炎の根元から、溶けたロウがぽたり、ぽたりとたれる。

それが小太りの体の上に落ちるたび、
伊藤は「ひゃうっ」「ああうっ」と
悲鳴とも感歎の声ともとれる声を上げた。
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お客様N(21)| 股間のペット

okyakusaman21「『は』ではありません。お帰りなさい」

「いやしかし……目標を達成すればお会いいただけるという約束で……」

「ですからこうして、会ったでしょう。先月あなたは損失を出したから、罰を与えました。今月は大きな利益を上げたのですから、罰する理由がありません」

伊藤の顔は苦渋に歪んだ。
エリカの言う事は道理だが、先月あのようなSMプレイをした後で「また会う」と言われたのだから、期待するのが当然だった。

伊藤は焦った。

「い、いえ!その……損害、損害は出しています。あの、会社の金を使い込みました。横領しました」

「はあ!?」

これには、横の部屋で聞いていた成田が仰天した。

エリカにまたいじめてもらいたいがゆえの嘘である可能性が高いが、しかしこんな事を言い出したからには放っておけない。

成田は玲子に目で合図し、玲子はエリカに無線で指示をした。

エリカはいつ、どのように、いくら使い込んだかを伊藤に聞き、伊藤はしどろもどろながら答えた。

伊藤の言葉と会社の会計を照らし合わせたが、やはりまったくの事実無根だった。

エリカは肩をすくめ、
そこまで言うのなら、という感じで
「そんな大変なことをやってしまったのなら仕方ないですね。服をお脱ぎなさい」と言った。

「は、はい!」

伊藤はボタンを引きちぎらんばかりにして服を脱ぎ始めた。

すでにフル勃起しているため、苦労してズボンと下着を脱ぎ、全裸になった。

直立不動の伊藤の前にエリカが進み出る。

「あなた、ここへ仕事をしに来たんでしょう? 何なんですかこれは」

エリカが伊藤の股間をムチで刺す。
それは赤黒くなり、たかだかと隆起している。

「は、はい。申し訳ありません」

「そんな暴れん坊は放置できませんね」と言いながらエリカは、器具の『僕のペニスをあなたのペットに!!』をとり出した。

チェーンの先に革製のベルトがついた、「ペニス用首輪」である。

エリカがそれをはめるためにその手が少し伊藤のモノに触れただけで、伊藤は「はうぁっ」と大きな声を出し腰がくだけそうになった。

「立って!」とエリカは平ムチで伊藤の尻をピシリと打ち、なんとかベルトを伊藤のものにはめた。

「さーて、お散歩の時間よ」

エリカがチェーンの端を持ち、家具の間を歩く。

ペニスが引っ張られる伊藤は「ああっ」ともだえながらついて行く。

チェーンが伸びきらないよう必死になる伊藤を見て、エリカがクスクス笑う。

エリカがチェーンをやや強めに引っ張ると、
伊藤は脚をもつれさせてバタリと倒れた。

「だらしないですね……この猛獣は。待っていなさい。他のお仕置きをしてあげますよ」

エリカは蝋燭を出し、マッチをすって火を付けた。

お客様N(20)| エリカ様と伊藤

okyakusaman20エリカと伊藤の二回目のプレイがある日の当日の朝、エリカは東京から来た。

店の予約が入っているので、明日の朝にはもう東京に戻るという売れっ子である。

 

 

新幹線新倉敷駅からタクシーで来たエリカを、成田は出迎えた。

「遠い所、すいませんな。うちの伊藤も、すっかりあなたにハマったようで」

「いえいえこちらこそ、結構な額のお金をいただいて。そういえば社長さん、お尻の方の調子はいかがですか?」

エリカが急に聞いたので、成田はうろたえ、
横にいる玲子にきつい目線をやった。
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