26話 『いつもより濃い精子』

karenaihana26思わず、瑞樹は
そばにあったウィバイブ4を強くつかんだ。

汗ばんだ掌の中、
振動が手首に伝わってくるのがわかった。

勇一の男根は太く熱く、何度も挿れて、
そのカタチはよく知っているはずなのに、
まるで初めてのような激しい感覚に襲われた。

 

激しくクンニされること、
それで溢れた蜜、
いつになく欲情した強さが、
これほどまでに夫の男根を
別の雄として受け入れるものなのだろうか。

掌の振動と、勇一の激しい突きが、
瑞樹の子宮で一つになった。

(ああっ、いいっ、もっと、もっと突いてぇ!)

枕カバーに瑞樹の唾液がシミになって広がっていった。

声には出せなかったが、
瑞樹は心の中でそう叫び、
声の代わりに腰を振って応じることで勇一を求め続けた。

「ほらっ、後ろも!」

いきなり男根を抜かれ、
シーツに蜜がたれる亀頭を振りながら、
勇一は乱暴に瑞樹の体をうつ伏せにした。

腰を抱え上げもせず、
背中に覆いかぶさるようにして、
お尻の谷間に亀頭を押しつけてきた。

瑞樹は枕カバーを吐き出し、
咳き込みながら、
シーツの波に顔を半分埋めて声を殺した。

お尻の谷間から、
夫の熱い肉の塊が蜜道を乱暴に拡げて
侵入してくるのがわかった。

うなじを舐められ、
舌を這わされ、
そして噛まれた。

まるで交尾をしながら
さらに発情を促して
雌の首筋を噛む雄ライオンのような激しさだった。

(…このシーツ、洗濯しなくちゃ)

白く霞んでいく意識の中、
瑞樹はぼんやりそんなことを思った。

ベッドが軋み、揺れた。

それでも左手に握りしめたウィバイブ4は
離さなかった。

「ああっ、いく、いくぞっ!」

勇一の動きが強い突きの後で止まった。

すぐには挿れた男根を抜こうとはしなかった。

小さな痙攣がお尻に伝わってきた。
トクッ、トクッ…。

勇一の精液が蜜道に注ぎこまれるのを、
瑞樹ははっきりと感じていた。

「お願い」
ティッシュに手を伸ばそうとした勇一に、
瑞樹はそっと声をかけた。

「拭かないで」

「でも、シーツが」

「いいの、洗濯するから。
まだ挿れたままにして」

瑞樹に体重を預けていた勇一は、
そのままゆっくりと妻の肩をつかんで引っ張り、
横寝に返した。

自分はその背後にぴったりと寄り添う体位になった。

男根は半分ほど抜けたが
すぐにまた深く押し込んだ。

瑞樹は右の膝を少し立て、
手を股間に伸ばして花びらをまさぐった。

あった。
勇一の男根が挿れたままになっていた。

それは逆流した精液で濡れていた。

瑞樹はしたたり落ちようとするそれを
指ですくい取り、
惜しむようにクリトリスに塗り、
蜜道と男根の隙間に押し込んだ。

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