12話 初めての快感

karenaihana12ベランダで洗濯物を取り込むとき、階下の広場を見下ろすと、
さっきまでここで珈琲を飲み、世間話しに笑っていた絵美ちゃんが、
駐輪場から自転車を引き出しながら手を振っていた。

童顔だが瑞樹よりも四つも年上。
三歳の男の子の母親でこれから保育園に迎えに行くのだ。

クレードルから取り出したウィバイブ4と
リモコンを手にして洗面所に入り、
お湯を出してまずは洗った。

完全防水仕様なので問題はない。
タオルを押し当てるようにして水気を取り、
洗濯機の上に置いて、
スカートとパンティを脱いだ。

白いロンティーだけで下半身は裸。
ベランダから入ってくる風が少し冷たく感じた。

ウィバイブ4とリモコンを手に寝室に移った。

今朝、夫婦で起きてきた時のままの、
掛け布団の乱れたベッドの上に寝そべり、
スマホの電源を落として、
あらためてバイブを手にして眺めた。

「…」

心臓の鼓動が早くなるのが自分でもわかった。
口の中が乾いてきた。

リモコンのスイッチを押してみる。

振動が始まる。

最初は一番小さなバイブレーション。
音は静かだが、繊細な揺れが指に伝わってくる。

膝を立て、太ももを左右に開いた。

ベランダの外から、
廃品回収の車のアナウンスと、
空を通過するヘリコプターの音が聞こえてくる。

まずは先端をクリトリスにそっと押し当ててみた。

「…っ!」

驚いて慌てて離し、バイブを落としそうになった。

今まで感じたことのない快感が背筋を貫いた。

ロンティーの下のブラの中で、
乳首がそれだけで硬くなってくるのがわかった。

キッチンで電話が鳴りだした。

もう邪魔をされたくなかった。
瑞樹はそれを無視してバイブを持ち直し、
こんどはクリトリスを避けて、
蜜で濡れ始めた花弁に浅く埋めていった。

「うっ!」

お尻の蕾がキュッと閉じるような快感が走る。

やめたくない。

そのままゆっくり挿れていく。
もう一つのバイブが蕾に押しつけられた。

これも今までにない衝撃に近い快感。

もともと瑞樹はアナルセックスの経験もないし、
過去の経験でも、
勇一とのセックスでも蕾を愛撫されたことすらない。

それがいきなり、膣と蕾をダブルで攻められている。

(ああ、す、凄い…こんなの…)

キッチンの電話が鳴り止み、静けさが戻った。

ウィバイブ4はゆっくりゆっくりと
瑞樹の手の力で膣に挿っていく。

それと同時に汗で濡れたアナルにも。

「駄目っ…駄目っ!」

誰かに訴えるように、
瑞樹はこらえきれない絶頂に襲われ、
バイブから手を離して激しく壁側に寝返りを打った。

全身が三度、四度と激しく痙攣した。

瑞樹の蜜に滑って、
花弁に埋もれていたウィバイブ4が
ゆっくりと外に出てきて、
静かに震えながら掛け布団の波に落ちていった。

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