お客様N(26)|聖水

エリカは風呂用の椅子に片足を乗せ、
成田に陰部を見せつけるかのようにぐいと押し出した。

唾液は簡単に受け入れた成田だったが、
さすがに小便となると戸惑った。

しかしその抵抗よりも、
さっきから発生している
「自分をもっと虐めたい」
という衝動が勝った。

「お……お願いします」

「目をつぶっていなさい。目に入ると痛いですよ」

そう言った後、
エリカの股間から黄色い液体が噴き出した。

ただし目をつぶれと言われたので、
それが成田に見えたのは一瞬だった。

液体は成田の額のあたりにぶつかり、
顔と体にだらだらと流れた。

意外と嫌な臭いはしない。

生暖かい。

女の小便をかけられているという事実が、
成田の隠れていたM性を刺激し、活性化する。

「飲んでみますか?」

エリカがさらに要求してきた。

これにも成田は、戸惑った。
どうするのが正解なのか、分からない。

「だ……大丈夫でしょうか」

「体に害はありません。口をお開けなさい」

成田が口をあけると、
そこをめがけてエリカが小便を入れてきた。

辛い臭いと味がツンとして、
成田は飲もうとする前にむせて吐き出した。

「す、すいません」

「無理はしなくても大丈夫です。
よく頑張りました」

小便を出し終わったエリカは
シャワーからお湯を出し、成田の顔や体を洗った。

放心状態の成田は、
エリカのするがままにまかせた。

ちなみに成田が後で調べたところ、
排尿直後の尿を飲んでも害はないというのは事実だった。

成田の体をタオルでふいた後、
エリカは成田をベッドへと招いた。

「お尻の方、だいぶ頑張って
開発されたそうですね。拝見しましょう」

エリカは四つんばいになった成田の尻をいじる。

初めてアナルに、自分以外の指が入る。

エリカの細い指が、
慎重に一本ずつ入れられていく。

「ああ、ああん、くふぅ」

「社長さん、本当ですね。
これなら今日ペニスバンドを使えそうです」

エリカはイチジク浣腸のような、
小さい容器を取り出した。

芋茎ジェル」である。

エリカはその先端を
成田のアナルに差し込むと数滴液体をたらした。

「ああっ。女王様……今のは何でしょうか」

「サトイモの茎からとった薬液ですよ。
お尻の具合はどうです」

「その……何かムズムズするような、変な感じです」

「欲しいですか?」

「あの……その……」

「これが欲しいんですか?」

エリカは長細いものを成田の目の前に掲げた。

樹脂でできているそれは、
薄暗い照明の下で体液に濡れているかのように
ぬらぬらと光った。

ペニスバンドだった。

成田はペニスまたはペニス状の物を
自分の体内に入れたいと思った事は、
生涯において無かった。

しかし今間違いなくその欲望は、
成田を支配していた。

「入れ……入れて下さい……」

成田は声を振り絞るようにして言った。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ