お客様N(13)|活路

pegging_lover_0069プレイルームでは、エリカが伊藤の尻を突きながらそのペニスをしごき始めていた。
伊藤は狂ったように、カーペットに顔を押しつけたり叫んだりしている。

「ほう……2ヶ所同時攻めか」

男の立場でそういう事をされる余地があるとは、成田は考えもしなかった。

伊藤は一段と大きな声をあげたかと思うと、1平方メートルあたり3万円のカーペットに白いものを放出した。
赤い絨毯に大量の粘液が飛び散り、それは伊藤の鼓動とともにしぶきを重ねていった。

隣室の成田はソファに深く沈み込み、自分の息が落ち着くのを待った。
この「プレイ観賞」を始めてから、最大の興奮を感じていた。

無意識にオナニーしようとして股間に手を伸ばしたが、そこまでは固くなっておらず、半立ちだった。しかしそれさえ、この1年ほど無かったことだ。

「社長……」

そんな成田の様子を見て気後れしたのか、玲子がおそるおそるという感じで声をかけてきた。
玲子の存在さえ忘れていた成田は、我に返った。

「お、おう。見入ってしもうたわ」

「それでは、こちらのパターンも続けてよろしいですね」

「気に入った。できれば次は、わしも参加したい」

「今日のプレイにですか? それは少しお待ちになった方がよろしいかと……」

「なんで」

「お尻の穴を使うのは、慣れない方だとつらいそうです。伊藤さんは恐らくそういった経験が何度もあったのだと思います。エリカさんもそれが分かったので、あの器具を今日使われたのだと思います」

「それじゃ、慣れてない奴はいつまでたっても慣れんぞ。なんか手はないのか」

「はい。“アナル拡張”と言われる作業、要するにお尻の穴をひろげることですが、これを日頃からやっておくとよいようです」

「よっしゃ。じゃあその器具を買うておけ。あと、伊藤な。あいつ今度はわざと取引に失敗して、『また罰を受けさせてくれ』とか言い出しかねん。その辺のフォローをやっといてくれ」

「かしこまりました」

こうして、SMグッズの3回目の注文がおこなわれた。
引き続き行われる2パターンのSMプレイ用グッズと、成田のアナル拡張器具だった。

女王様のエリカは玲子に、「伊藤の尻はまだ余裕がある」と報告してきていた。
それで、もっと太いペニスバンドも注文していた。

添島が文江とプレイした時、拘束するために普通のロープを使ったのはあまり良くなかった。
文江の手足に、赤いあとがついてしまったのである。

その反省から、専用の拘束器具も買うことになった。
合計で、大量16品の注文となった。

数日後、「S男」担当の添島は前回の対象者・文江に電話をした。
文江はためらっていたが、また成田邸に来ることを承諾した。

文江がいやがらなければ、この後2回目のプレイがおこなわれる予定である。

 

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