8.許されない勃起

junkyouju28隆治は摩耶の研究室に着くと、軽くノックをして返事を待つ。

「どうぞ」
学生たちに向けている普段の声で入室許可の声が帰ってきた。

「失礼します」隆治は後ろ手で扉を閉める。

麻耶は革張りの椅子にゆったりと背中を預けていた。

二人の間にはチーク材らしい濃い茶色のライティング・デスクがある。

「お行儀よくしていたみたいね。
それにあの小娘の誘惑にも負けなくて……。いい子だわ。こちらに来なさい」

摩耶は椅子を九十度回転させながら隆治を呼んだ。

隆治は机を廻り摩耶の前に来ると、いつものように跪き頭を下げた。

ハイヒールの黒いパンプスを履いたままで、
摩耶は右足を隆治の肩に乗せヒールで隆治の顎を上に向かせる。

「眼をあけなさい、隆治。よく見えるでしょう」

片脚を隆治の肩に載せて、両肢を大きく開いている摩耶の股間を覆っているはずの布地は
隆治のポケットに収まっている。

悩ましげに盛り上がっている恥丘には、
黒々とした叢がわずかな箇所を覆っていているだけだ。

その下には紅味をおびた襞がクネクネと這っている。

頂点の肉芽も艶やかに光っているし、
さらには排泄口の蕾もはっきりと見える。

奥歯を噛み締めてペニスの勃起を抑えようと
悪戦苦闘している隆治の表情を見た麻耶の眼に冷たい炎が灯った。

手に持った革の乗馬鞭をピシッと隆治の股間に振り当てる。

「アウッ」
思わず打たれた箇所に視線を送る隆治だが、
貞操管理檻を軽く叩いただけだった。

鍛え上げた精神力で興奮を無理やり押さえつけてきた隆治だったが、
そろそろ精神的にも限界が近づいてきたようだ。

一瞬、もしかしたら、このままインポテンツになる恐怖心も沸き起こり
背中に冷たい汗がにじみ出てきた。

「ちゃんとコントロール出来ているのね。えらいわ。
でも、そろそろご褒美が欲しくなってきた頃じゃない?」

ご褒美という言葉に素直に反応して顔をほころばせる隆治に
飼い主としての快感を覚える摩耶だった。

(この玩具は手放せないな)

「では、隆治。まずは裸になりなさい」

立ち上がり、ジャケットを脱いで
パンツとシャツも剥ぎ取るように脱いでいく。

隆治の引き締まった筋肉質の躰が現われる。

トランクスには異様な突起があった。
貞操管理檻が下着を押し上げているのだった。

ためらうことなく全裸になった隆治の股間には
金属の檻がきっちりと装着され妖しく光り輝いていた。

乗馬鞭を肩に当てながら
隆治の周りを回る摩耶の眼はその金属の檻に注がれている。

「どう?勝手にその醜いペニスを勃起させられない気持ちは」

「私はこれを着けられて幸せです。
身も心も摩耶様に支配されていると思うと幸せです」

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